【大阪市北区】俳優の木村 多江さんが登壇!『大阪中之島美術館』で、「生誕150年記念 上村松園」が3月29日から6月1日まで開催されます!
こちらは大阪市北区中之島4丁目にある『大阪中之島美術館』です。
『大阪中之島美術館』では、2025年3月29日(土)から6月1日(日)まで「生誕150年記念 上村松園」という展覧会が開催されます!
上村松園(うえむらしょうえん)は、気品ある美人画を得意とした日本の女性画家です。
開催日前日の2025年3月28日、メディア向けの記者内覧会にお邪魔させていただきました!

菅谷さん
始めに大阪中之島美術館 館長・菅谷さんが挨拶。
上村松園が誕生して150年の節目を迎えることを記念して、大阪の美術館では初、そして大阪だけで開催する松園の大回顧展で、初期から晩年までの100件以上の作品をたくさんの方に観ていただきたいとの意気込みや思いを語られました。

小川さん
続いて大阪中之島美術館 学芸員・小川さんが挨拶。
上村松園の歴史や作品について詳しく説明されました。

木村さん
そして特別ゲストに俳優・木村多江さんが登壇!
上村松園の作品をイメージした着物で登場し、会場が一気に華やかな雰囲気に包まれました。

木村さん
木村さんは上村松園の作品に造詣が深く、「生誕150年記念 上村松園」の展覧会では音声ガイドナビゲーターを務められています。

菅谷さん(左)と木村さん(右)
館長の菅谷さんとともに、これを機に上村松園の生き方を知っていただきたいと語られました。
今回特別に、展示中の作品の内覧もさせていただきました!
木村多江さんの音声ガイドの貸出を実施しています。木村さんの柔らかい声に包まれながら上村松園の凛とした作品を観ていくと心地よく絵の世界に入り込めました。
(※音声ガイド貸出料金:お一人様1台 650円(税込))
会場内の作品は四章に分かれて展示されています。
こちらは「第1章 人生を描く」です。
日本の女性がそれぞれの年代を迎える姿を描いた作品が並んでいます。
こちらは「第2章 季節を描く」です。

上村松園《わか葉》1940年 名都美術館 【前期展示】
貴重な下絵も展示されています。

《草紙洗小町》1937年 東京藝術大【前期展示】
完成作に関連する表現豊かな下絵や素描(松伯美術館蔵)を多数紹介されているのもみどころです。
四季折々に生きる女性の姿を描いた作品が並んでいます。
こちらは「第3章 古典を描く」です。
伝統芸能や古典文学を画題に取り上げた作品が並んでいます。
会場の途中にあるロビーには上村松園の年譜が展示されています。
こちらは「第4章 暮らしを描く」です。
化粧や行事を楽しみ、家事に勤しむ女性達の姿を描いた作品が並んでいます。
こちらは松園による多様な作画という特集コーナーです。
上村松園が描いた美人画以外の貴重な作品が並んでいます。
こちらは上村松園が使用していた絵画の道具です。
今回のみどころは、大阪の美術館で初&大阪だけで開催する松園の大回顧展で重要文化財の《母子》《序の舞》をはじめ、《草紙洗小町》や《晩秋》など珠玉の名品が集結している貴重な展示です。

木村さん
会場内では、木村さんも取材用に撮影されていました。
作品の展示以外にも、上村松園関連のグッズも充実しています。
こちらは『大阪中之島美術館』1階にあるカフェレストラン『Musée KARATO(ミュゼカラト)』です。
『Musée KARATO』では、「生誕150年記念 上村松園」とのスペシャルコラボメニューとして、「桜と抹茶、小豆のアンサンブルパフェ 上村松園へのオマージュ」が登場!
上村松園が描く桜をイメージしており、抹茶、桜のジュレ、酸味のある果実がバランスよく味わえる風情あるパフェとなっています。
今回紹介したのはほんの一部ですが、その他に様々な作品が展示されています。
皆さんもこの機会に、上村松園の作品や生き方をご覧になってみてはいかがでしょうか?
展覧会情報
[会期]
2025年3月29日(土)– 6月1日(日)
前期:3月29日 – 5月11日、後期:5月13日 – 6月1日
休館日:月曜日、5/7(水)*4/28(月)、5/5(月・祝)は開館
[会場]
大阪中之島美術館 4階展示室
[観覧料]
一般 1800円(前売・団体 1600円)
高大生 1500円(前売・団体 1300円)
小中生 500円(前売・団体 300円)
当館メンバーシップ会員の無料鑑賞/会員割引 対象
*税込み価格。
会期の詳しい日程などはホームページからご確認ください。
※前期と後期の展示が入れ替わる作品もございますので画像の作品が後期にはない場合もございます。
※「生誕150年記念 上村松園」PR事務局様、取材協力ありがとうございます!
『大阪中之島美術館』はこちら↓