大阪市内でもキレイなハスの花を観賞できる桃ケ池公園は桜のお花見スポットとしても親しまれている公園です。桜の後には黄菖蒲なども楽しめ、これからの時期はハスの花が楽しめますよ。大阪のまちなかにある公園ですが、ゆったりとしたハス池があるのでちょっとした郊外に出かけたような気分になります。

それでいて、大阪のランドマーク「あべのハルカス」とハス池というかなりレアな写真を撮ることもできます。ハスの花は早朝から咲き出して、午後には花を閉じてしまいますので、朝からアクティブに活動して楽しむ「朝活」にもハスの花鑑賞はオススメです。

午後にも花を開いているものもありますが、その花はその日を限りに散ってしまうものです。早朝7時～9時ころがベストと言われていますが、お昼前の到着を目指して出かけてみてもいいと思います。泥の中から出てきますが、泥に汚れることがなく清らかな花を咲かせるので、仏教では神聖な花とされています。また、ハスの花だけではなく、葉っぱや実の形も風情があります。こんなに大きな葉っぱなのに、大雨が来ても折れることはないのは、葉っぱの表面に強力な撥水性があるため。なめらかに見えますが、葉っぱの表面には微細な突起がたくさんあるので、雨など水滴は表面張力ですぐに丸くなって流れ落ちるしくみになっているそうです。

ちなみに、この「ロータス効果」を応用して、ヨーグルトのアルミ蓋にヨーグルトがくっつかないようにする研究開発がされたそうです。

昨年（2021年）は、8月に桃ケ公園へ撮影に行きました。8月の2週目でもまだつぼみも見られましたので、お花は比較的長い期間楽しめそうです。

熱中症には気をつけて、こまめな水分補給をしながら、桃ケ池公園を歩いてみてはいかがでしょうか？　日頃の運動不足解消やリフレッシュに最適ですよ。
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