【大阪市北区】武士のクールな美意識を知る。中之島香雪美術館で「企画展 館蔵 刀装具コレクション 武家の嗜好品」が開催中です!
「刀剣女子」という言葉などもよく聞かれるようになり、刀剣への関心は老若男女を問わず人気が高まっているのではないでしょうか?
現在、中之島香雪美術館では、武士の魂とも言われる「刀剣」を傷が付かないように持ち運ぶための拵を飾る刀装具にスポットを当てた「企画展 館蔵 刀装具コレクション 武家の嗜好品」を開催中。今回展示されるのは、武士の家に生まれた、朝日新聞社の創業者である村山龍平(1850~1933)の600件以上ある刀装具コレクションの中から、厳選された約160件をじっくりと鑑賞できるまたとない機会です。刀装具と言っても、鐔(つば)や笄(こうがい)など聞き馴染みのあるものから、どの部分だったかしら?とすぐにわからないものもあるかもしれません。刀装具の大小いずれにも、細かい意匠が緻密に施されています。花鳥風月を愛でるようなデザインがあったり、縁起物や歌舞伎や狂言の一シーンがデザインされていたり…。小さいけど見応えのある展示に引き込まれそうですよ。解説のパネルなどもあわせて見ることで、刀装具について深掘りすることができるようになっていますので、コレクションを観終わったころには、刀装具通になることができるかも。
会期は2023年2月26日(日)までなので、お出かけの予定を組んでみてはいかがでしょうか? 1月26日(木)と2月16日(木)は夜間特別開館日です。通常の閉館が17時(入館は16時半)のところ19時半まで(入館は19時まで)開館しているので、お仕事帰りに寄ってみるのもいいですね。
内覧会を取材させていただきました。取材にご協力いただきありがとうございました。「企画展 館蔵 刀装具コレクション 武家の嗜好品」
会期:~2023年2月26日(日)
休館日 月曜日
開館時間:10 時~17時 (入館は16 時 30 分まで)
料金:一般 1,000円、高大生 600円、小中生 300円
主催: 公益財団法人香雪美術館 朝日新聞社
夜間特別開館日:2023年1月26日(木)、2月16日(木)
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