【大阪市北区】隠れた名品と未来の逸材に出会う展覧会！6月21日から、『大阪中之島美術館』で『日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ！』が開催中！
こちらは大阪市北区にある『大阪中之島美術館』です。
2025年6月21日（土）から8月31日（日）にかけて、『日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ！』が開催中です！
今回特別に、メディア向けの記者内覧会にお邪魔させていただきました！
内覧会に向けて、記者説明会が開かれます。
菅谷さん
大阪中之島美術館 館長・菅谷さんが挨拶をされ、今回の展覧会への思いを述べられました。
林野さん
大阪中之島美術館 主任学芸員・林野さんが、開催の概要などを説明されます。
山下さん
明治学院大学 教授・山下さんが、今回の展覧会で展示される作品の解説をされます。
そして、内覧会が始まります！
俳優の井浦 新さんがナビゲーターを務める音声ガイドも有料で完備されています。
釈迦十六羅漢図屏風（デジタル推定復元） 伊藤若冲 令和6年（2024年） TOPPAN株式会社所蔵
こちらは『釈迦十六羅漢図屏風』という作品です。
最新のデジタル技術と学術的知見の融合で復元させた作品となっています。
妖怪退治図屏風 伝岩佐又兵衛 江戸時代（17世紀）
こちらは『妖怪退治図屏風』という作品です。
妖怪退治図屏風 伝岩佐又兵衛 江戸時代（17世紀）
武士と妖怪が戦っている様子が極彩色（ごくさいしき）で描かれ、討たれる妖怪達のユーモラスな表情が注目されています。
竹鶏図屏風 伊藤若冲 寛政2年（1790年）以前（写真左） 梅鯉図屏風 円山応挙 天明7年（1787年）（写真右）
こちらは『竹鶏図屏風』（写真左）と『梅鯉図屏風』（写真右）という作品です。
伊藤若冲と円山応挙による初の合作として注目されています。
日本武尊 高橋由一 東京藝術大学所蔵
こちらは『日本武尊』という作品で、高橋由一を代表する作品のひとつとなっています。
素戔嗚尊八岐大蛇退治画稿 原田直次郎 明治28年（1895年）頃 岡山県立美術館所蔵
こちらは『素戔嗚尊八岐大蛇退治画稿』という作品で、ワンちゃんがキャンバスを突き破って顔を出しています。
このワンちゃんですが、どのような意味で描かれたのか不明のようです。
黒楽茶碗 銘 俊寛 長次郎 桃山時代（16世紀） 三井記念美術館所蔵
こちらは『黒楽茶碗 銘 俊寛』という作品で、千利休と師弟的関係のあった長次郎を代表する作品のひとつです。
鉄茶室徹亭 加藤智大 平成25年（2013年）
こちらは『鉄茶室徹亭』という加藤智大さんの作品で、鉄で組み立てられたもっとも重い茶室として注目されています。
携行折畳式喫 茶室 山口 晃 平成14年（2002年）
こちらは『携行折畳式喫 茶室』という山口 晃さんの作品で、安価な素材で組み立てられたもっとも軽い茶室として注目されています。
竹の子に梅 安藤緑山 大正〜昭和初期（1912年〜40年） 京都国立近代美術館所蔵
こちらは『竹の子に梅』という作品で、象牙彫刻とは思えないほど本物に近い造形として注目されています。
人体文様付有孔鍔付土器 （鋳物師屋遺跡出土） 重要文化財 日本遺産 縄文時代中期中葉（紀元前3500年〜紀元前3000年頃） 南アルプス市教育委員会・ふるさと文化伝承館所蔵
こちらは縄文時代の『人体文様付有孔鍔付土器 （鋳物師屋遺跡出土）』という土器です。
土器に描かれている人が、ピースをしているように見えるとして注目されています。
JOMONJOMON—Tender 岡﨑龍之祐 令和7年（2025年）（写真左） JOMONJOMON—Emotion Beat 岡﨑龍之祐 令和7年（2025年）（写真右）
こちらは岡﨑龍之祐さんの『JOMONJOMON—Tender』（写真左）と『JOMONJOMON—Emotion Beat』（写真右）という作品で、縄文土器からインスピレーションを得た作品となっています。
アルファ・オメガ 西尾康之 令和7年（2025年）
こちらは西尾康之さんの『アルファ・オメガ』という作品で、陰刻鋳造（いんこくちゅうぞう）という独自の手法が使われている巨大な彫刻です。
今回紹介したのはほんの一部ですが、その他にも様々な作品が展示されています！
皆さんもこの機会に、『日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ！』へ行ってみてはいかがでしょうか？
チケット料金など詳しくは、ホームページからご確認ください。
日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ！（大阪中之島美術館ホームページ）
※「日本美術の鉱脈展」PR事務局様、大阪中之島美術館様、撮影協力ありがとうございました！
『大阪中之島美術館』はこちら↓
